次回セミナーのご案内  2026年4月11日(土) 初心者向け資産形成講座【沖縄県沖縄市】 詳しくはこちら>

「使われない福利厚生」がコストになっている企業― 金融教育で変わる社内の仕組み ―

企業で金融セミナーを行っていると、
人事・総務の方からこんなご相談をいただくことがあります。

「福利厚生は整えているのですが、あまり利用されていなくて…」

制度はある。
でも使われていない。

実はこれ、多くの企業で共通している課題です。

目次

なぜ福利厚生は使われないのか

理由はとてもシンプルです。

「知られていない」 「理解されていない」から。

例えば、

  • 退職金制度
  • 企業型DC(確定拠出年金)
  • 財形貯蓄
  • 各種手当や補助制度

これらは、社員の将来や生活を支える重要な制度です。

しかし、
「なんとなく難しそう」
「自分には関係なさそう」
「日々の業務が忙しいから」

という状態のまま、
使われずに終わってしまうことも少なくありません。

実際に起きた行動変化

セミナー後、社員の行動にも変化が見られました。

・企業型DCの配分を見直す
・積立額を増やす
・家計を見直す
・資産形成を始める

これまで“使われていなかった制度”が、
実際に活用されるようになっていきました。

金融教育で変わった企業の実例

例えば、企業型DC(確定拠出年金)のある企業でのケースです。

セミナー前は、

  • 制度はあるが内容を理解している社員が少ない
  • マッチング拠出をしている社員はごく一部

という状況でした。

しかし、セミナーで

  • マッチング拠出の仕組み
  • 税制メリット
  • 将来の資産への影響

を具体的にお伝えしたことで、「自分もやってみたい」という社員が増え、マッチング拠出を始める方が増加しました。

数字で見ると


例えば、月給25万円の社員が月1万円をマッチング拠出した場合。
この1万円は給与ではなく掛金扱いになるため、社会保険料や所得税の対象になりません。

仮に社会保険料と税金を合わせて約20%とすると、

👉本来:1万円の給与→手取り約8,000円前後
👉DC拠出:1万円そのまま将来資産へ

つまり、実質的に約2,000円分の差が生まれるイメージです。

さらに企業側も、
社会保険料(約15%前後)の負担が軽減されるため、

👉 1人あたり1万円の拠出で1,500円前後の負担軽減

例えば、

社員20名がマッチング拠出を行った場合、

👉1,500円× 20名=月3万円
👉年間約36万円のコスト軽減

社員にも企業にもメリットがある仕組み

このように、

  • 社員は効率よく資産形成ができる
  • 企業は社会保険料の負担を抑えられる

という、双方にメリットのある制度です。
しかし、知らなければ使われないまま終わってしまう。

これが現実です。

だからこそ、

制度を「あるもの」から「活かされるもの」に変えるために、金融教育の役割が重要になります。

福利厚生の価値は「伝えてこそ」

企業は、社員のために多くの制度を用意しています。

しかし、
伝わっていなければ、その価値は半分以下になってしまいます。

制度そのものだけでなく、

  • どう使うのか
  • なぜ必要なのか
  • どんなメリットがあるのか

を伝えることが重要です。

金融教育が制度を「活かす」

金融セミナーの役割は、
制度を増やすことではありません。

今ある制度を活かすことです。

  • 退職金制度の理解
  • 企業型DCの活用
  • 将来設計の考え方

これらを知ることで、
社員は制度を「使えるもの」として認識します。

「あるだけ」から「活かされる」へ

福利厚生は、

・あるだけでは意味がない
・使われてこそ価値がある

ものです。

そして、そのきっかけをつくるのが金融教育です。

経営者・人事の皆さまへ

もし、

  • 制度はあるのに活用されていない
  • 社員に伝わっていないと感じる
  • 福利厚生の効果を高めたい

そうお考えであれば、

「伝える機会」をつくることが重要かもしれません。

制度を整えることと同じくらい、
制度を理解してもらうことが大切です。

企業向けFPセミナーのご案内

当事務所では、沖縄県那覇市を拠点に
ファイナンシャルプランナーによる企業向け金融セミナーを実施しています。

・退職金制度説明会
・企業型DC活用セミナー
・資産形成セミナー
・ライフプラン研修

制度の理解と活用を促進し、
社員の満足度向上や定着支援につなげます。

オンライン・対面どちらも対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次