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年利18%の“静かな出血”― 備えているのに貯まらない家計の真実

「将来のために、ちゃんと備えている。」

保険にも入っている。
毎月きちんとクレジットカードの請求にも対応している。
大きな贅沢をしているわけでもない。

それなのに、なぜかお金が残らない。

その背景にあったのは、クレジットの支払い残高が約80万円ある“リボ払い生活”でした。

相談者Bさんは50代の自営業で、月収は18万円。
親の介護を支えながら、自分の老後や健康にも不安を感じ始めていました。

生活費の多くをクレジット払いにし、足りない月はリボでつなぐ。
ポイントも貯まり、毎月の返済額も一定。家計を管理している感覚があったといいます。

しかし現実は、未払い残高約80万円、金利は年18%。

この18%とは、借りている80万円に対して毎年18%の利息がかかるということです。
年間14万4千円が利息だけで消えていきます。

あなたは1か月、利息のために働けますか。

目次

「払っているのに減らない」理由

Bさんは毎月10万円を定額で返済していました。
内訳は元本88,000円と利息12,000円です。

リボ払いは請求額が一定のため、「今月いくら使ったか」「残高はいくらか」が見えにくくなります。
10万円の中に生活費や過去の買い物、利息が混ざり合い、実態がぼやけるのです。

返済しているつもりでも、借金は残り続けます。

分割払いは回数が決まっているため終わりが見えます。
しかしリボ払いは、使い続ける限り終わりが見えません。終わる仕組みではなく、続く仕組みなのです。

さらに重なった「安心の買いすぎ」

将来への不安から、個人年金や医療保険に複数加入。毎月44,000円の保険料を支払っていました。

年収216万円のうち、約25%を保険料が占めています。

将来の安心をつくるはずの備えが、現在の家計を圧迫していました。
借金を抱えたまま積み立てることは、穴の開いたバケツに水を入れ続けるようなものです。

Bさんにとって最大のリスクは、病気や老後ではなく、約80万円のクレジット残高と年利18%のリボ払いでした。

使用限度額に達してから慌てても遅いのです。
家計の火災報知器が鳴ってからでは、自力での完済は簡単ではありません。

そして一番怖いのは、「まだ大丈夫」と思っている間に時間が過ぎていくことです。
その間も利息は止まりません。

実態の本質を直視できたとき、初めて家計管理のハンドルを取り戻せます。

その瞬間から、将来は「不安」ではなく「計画」に変わります。

お金のきほんQ&A

クレジットカードのリボ払いの利率はどれくらい?

多くのカード会社で年15%前後に設定されています。
住宅ローンなどと比べると高い水準で、長期化すると利息負担が大きくなります。
手軽に借りられる仕組みは、その分だけ金利が高くなる傾向があります。

リボ払いが増えているかどうかはどう確認する?

利用明細や会員ページで「リボ残高」「毎月の支払額」「適用利率」を確認します。
元本がほとんど減っていない場合は注意が必要です。

クレジットカード払い自体は問題?

支払手段としては一般的です。
ただし、口座残高で払えない支出をカードに回している状態が続くと、見えない借入になりやすい点に注意が必要です。

保険料をカード払いにするのは問題?

一般的な方法ですが、「リボ払い」状態になっていないか確認してください。
身の丈に合った保険料かどうか、定期的に見直すことが大切です。

生命保険の「契約者貸付制度」は使っても大丈夫?

解約返戻金の範囲内で借りられる制度です。
一時的な資金不足には有効ですが、利息がかかり長期利用は負担が増えます。
慢性的な生活費補填には向きません。

生命保険の契約者貸付の利率は?

契約内容によりますが、一般的に年2〜6%程度です。
リボ払いより低いことが多いものの、長期利用すれば負担は増えます。

もし返済しないとどうなる?

利息が加算され、将来の保険金や解約返戻金から差し引かれます。
最悪の場合、契約が失効することもありますので注意が必要です。

保険料の「払い済み」とは?

払い済みとは、それ以上の保険料の支払いを止め、保障額を減らして契約を継続する方法です。
毎月の保険料負担はなくなりますが、その分、保障額は小さくなります。
一度払い済みにすると、元の保障額に戻すことは原則できないため、将来必要な保障額を確認したうえで慎重に判断することが大切です。

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家計管理、貯蓄、保険の見直し、老後資金など、
お金の悩みはご家庭ごとに状況が異なります。

インターネットの情報だけでは
「自分の場合はどうなのか」が分からず、不安が解消されないことも少なくありません。

当事務所では、沖縄県那覇市を拠点に、
ファイナンシャルプランナー(FP)が一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、
家計全体を整理したうえで、今後の方向性を分かりやすくご提案しています。

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「まだ相談するほどではないかも」と感じている方も、お気軽にご相談ください。

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