先日、ある企業様で夏のボーナス支給前に金融教育セミナーを実施させていただきました。
ボーナス前の金融セミナーというと、
・NISAや資産形成の話
・家計管理の方法
・貯蓄や投資の考え方
などお金の使い道の話をイメージされる方が多いかもしれません。
もちろん、それらも大切な内容ですが、私が毎回大切にしているのは、
「ボーナスに込められた社長の想いを伝えること」です。
ボーナスは「会社からもらうお金」ではない
セミナーの冒頭で、私はよくこんなお話をします。
「ボーナスというのは法律で決められているわけでも、支給されるのが当たり前でもなく、社員の皆さんの頑張りで支給されるお金です」
会社の業績が良かったのは、
営業の方が頑張ったから。
現場の方が頑張ったから。
事務の方が支えてくれたから。
一人ひとりの努力があってこそ、会社の成果につながります。
だから私は、ボーナスは会社から与えられるお金ではなく、
社員の皆さんが頑張って得た成果の一部だということをお伝えします。
経営者や総務・経理、人事担当者にとっては、
そういったボーナスの仕組みは分かりきっていることかもしれませんが、
普段、会社の数字をみていない現場の社員からすると、
ボーナス🟰会社が必ず支給するものと思われている方も多いんですよ。
実は事前打ち合わせの際、経営者の方からこんなお話を伺うことがあります。
「せっかく支給するボーナスだから有意義に使ってほしい」
「家族との時間に使ってほしい」
「将来のために少しでも残してほしい」
「旅行に行ったり、自分へのご褒美に使うのも良いと思う」
「社員には幸せになってほしい」
そんな想いです。
私はこれまで多くの経営者の方とお話をしてきましたが、社員の“今の生活”だけでなく、
“将来の人生”まで考えている経営者は本当に多いと感じています。
一方で、社員の皆さんはどうでしょうか。
毎日仕事に追われる中で、
社長がどんな想いでボーナスを支給しているのかを聞く機会はあまりありません。
だからこそ、第三者である私がお伝えすると、
「社長ってそんなことまで考えてくれていたんですね」
「会社に大切にされていると感じました」という感想をいただくことがあります。
ボーナスは人生の優先順位が見えるお金
セミナーでは、ボーナスの使い方についてもお話します。
私はよく、ボーナスは
①使うお金
②貯めるお金
③増やすお金
に分けて考えてみましょうとお伝えしています。
例えば50万円のボーナスなら、
・旅行や趣味など楽しむお金
・緊急予備資金として残すお金
・NISAなどで将来に向けて増やすお金
というように、最初に用途を決めておく考え方です。
実際、「毎年ボーナスが気づいたらなくなっていた」という社員の方が、
セミナー後に「今年は初めて目的を決めて使えました」と話してくださったこともありました。
お金の知識より大切なこと
金融教育というと、投資やNISAを教えるものだと思われることがあります。
もちろんそれも大切です。
ですが私は、金融教育の本当の価値は、
「自分の人生について考える時間を作ること」だと思っています。
家を買いたい。
子どもの教育資金を準備したい。
老後に不安なく暮らしたい。
家族と旅行に行きたい。
そういった未来を考えることで、お金の使い方も変わっていきます。
社員の将来設計は、仕事への向き合い方も変える
実際に私のセミナーをきっかけに、
資産形成を始めた方。
家計管理を見直した方。
資格取得に挑戦した方。
副業を始めた方。
将来の目標が見えたことで、仕事へのモチベーションまで変わった方もいらっしゃいます。
お金の話は、単なる家計の話ではありません。
人生設計の話でもあります。
金融教育は、会社の想いを伝える福利厚生
給与を上げることも大切です。
福利厚生を充実させることも大切です。
しかし、社員が会社に大切にされていると感じることも、同じくらい重要だと思います。
金融教育は、単に知識を教える場ではなく、会社の想いを伝える場にもなります。
そして、社員自身が自分の人生を考えるきっかけにもなります。
Q&A よくあるご質問
- 金融教育をすると投資を勧めることになりませんか?
-
金融教育の目的は投資商品を勧めることではありません。
家計管理やライフプラン、社会保障制度なども含めて、お金との付き合い方を学ぶことが目的です。
社員一人ひとりが自分に合った選択ができるようになることを目指しています。 - 若い社員が多い会社でも金融教育は必要ですか?
-
むしろ若いうちから学ぶメリットは大きいと考えています。
結婚、住宅購入、子育てなど将来のライフイベントに備えるためにも、早い段階でお金の知識や考え方を身につけておくことは大切です。 - 金融教育は会社にどんなメリットがありますか?
-
社員がお金の不安を軽減できることで、仕事への集中力向上や将来への安心感につながるケースがあります。
また、「社員の人生を大切に考えている会社」というメッセージを伝える機会にもなります。 - ボーナス支給時期に実施するメリットは何ですか?
-
ボーナスは一年の中でもまとまったお金が動くタイミングです。
使い道を考えるきっかけになりやすく、学んだ内容をすぐに実践へつなげやすいというメリットがあります。 - 金融知識がほとんどない社員でも参加できますか?
-
はい。専門用語をできるだけ使わず、初めて学ぶ方にも分かりやすい内容を心掛けています。
「家計管理が苦手」「投資経験がない」という方でも安心してご参加いただけます。
私が企業研修を通して感じるのは、多くの経営者が、社員の今の生活だけでなく、
10年後、20年後の人生まで考えているということです。
ボーナスには、そんな想いが込められていることも少なくありません。
その想いを伝える手段の一つとして、金融教育はとても価値のある取り組みだと感じています。
企業向け金融教育のご案内
FP事務所みらいのタネでは、
企業様向けに
・ボーナス活用セミナー
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社員の「今」と「未来」を支える福利厚生の一環として、ぜひご活用ください。
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