次回セミナーのご案内  2026年7月11日(土) 初心者向け資産形成講座【沖縄県浦添市】 詳しくはこちら>

“お金を使えない人”も増えている。― セミナー参加者の相談で増えている、もう一つの悩み ―

最近、資産形成セミナー後の個別相談で、以前より増えていると感じる悩みがあります。

それは、「お金が貯められない」ではなく、
「お金が使えない」という相談です。

目次

「何かあった時が怖いんです」

ある相談者の方は、「将来、何かあった時が怖くて…」と話してくださいました。

  • 病気になったらどうしよう
  • 働けなくなったらどうしよう
  • 家族に迷惑をかけたらどうしよう

物価上昇など日々の生活の不安から、
 “お金を減らすこと”そのものが怖くなっていたそうです。

しっかり貯めている。でも使えない

その方は、

  • 貯金もできている
  • 積立投資もしている
  • 家計管理もしっかりしている

むしろ、とても真面目で堅実な方でした。

でも、

「旅行に行きたい」
「好きなことにも使いたい」

という気持ちがあっても、“もしもの不安”が大きく、お金を使えなくなっていたのです。

「全部を貯金で備えようとしていた」

お話を聞いていると、その方は、 “全部を現金で準備しよう”としていました。

例えば、

  • がんになった時の治療費
  • 働けなくなった時の生活費
  • 万が一亡くなった時の家族のお金

これらを、「全部貯金で持っておかなきゃ」と思っていたのです。

意外と当てになる日本の公的保障もある

その方とお話をしていて、まず一緒に確認したのが、「今ある保障を知ること」でした。

実は日本には、

  • 病気やケガで働けなくなった時の「傷病手当金」
  • 家族が亡くなった時の「遺族年金」
  • 医療費の負担を軽減する「高額療養費制度」

など、公的保障の仕組みがあります。

意外と、「知らなかった」「もっと保障は少ないと思っていた」という方も少なくありません。

ただし、公的保障だけで十分とは限らない

もちろん、公的保障はとても大切な制度です。
しかし、

  • 収入が高い方
  • 家族を支えている方
  • 生活水準を大きく下げたくない方

などは、公的保障だけでは不足するケースもあります。

また最近は、高額療養費制度の見直し議論などもあり、今後の制度改定には注意が必要だと言われています。

「全部を貯金で備える」は意外と苦しい 保険は、「不安を現金化しなくていい仕組み」

そこで一緒に考えたのが、「保障をどう使うか」でした。
例えば、がんになった時のために、年収分をそのまま貯金で持つのではなく、

月に数千円でがん保険に加入し、

  • 治療給付金として毎月30万円
  • 一時金として500万円

などを受け取れる形にする。

「備える方法」は、貯金だけじゃない

死亡保障も同じです。

例えば、「自分に何かあった時のために」と、子どもたちのために1,000万円をそのまま預金で置いておくより、
月に数千円で死亡保険に加入し、必要な保障を準備する。

そうすることで、“今あるお金”を自由に使える状態に近づけることができます。

不安を減らすことで、お金は使いやすくなる

その方は、ライフプランニングと保障の整理をしたことで、
「全部を貯金で持たなくてもいいんですね」と、とても安心された様子でした。

「使っても大丈夫」が見えるようになった

  • 保障で備える部分
  • 貯金で持つ部分
  • 運用する部分

を整理したことで、「使っても大丈夫なお金」が見えるようになったのです。

実際に、家族旅行にも行けるように

その後、「久しぶりに旅行を予約しました!」と笑顔で報告してくださいました。

しかも以前のような、“勢いで使う”ではなく、“計画して楽しむ”使い方に変わっていたのです。

お金は、守るだけではない

もちろん、将来への備えはとても大切です。

でも、お金は「守るため」だけではなく、「人生を豊かにするため」にもあると私は思っています。

「全部を貯金で」は、逆に苦しくなることもある

最近は、

  • 老後不安
  • 物価上昇
  • 将来不安

から、「とにかく貯めなきゃ」という気持ちが強くなっている方も多く感じます。
でも、“全部を現金で備えよう”とすると、今の人生が苦しくなってしまうこともあります。

大切なのは「バランス」

  • 保障で備える部分
  • 運用で増やす部分
  • 今を楽しむ部分

これらを、“自分に合う形”で整理することが大切だと思っています。

よくあるご質問(Q&A)

どのくらいの貯金があれば、お金を使っても大丈夫ですか?

正解は人それぞれですが、まずは生活費の3~6か月分程度の緊急予備資金を確保することが一つの目安です。
そのうえで、将来の大きな支出やライフイベントを整理すると、「使ってもよいお金」が見えやすくなります。

公的保障があるなら、保険は必要ないのでしょうか?

公的保障は非常に重要ですが、すべてをカバーできるわけではありません。
特に、家族を支えている方や収入が高い方は、保障が不足するケースもあります。
必要な保障額を確認し、公的保障と民間保険をバランスよく活用することが大切です。

将来が不安で、投資や旅行にお金を使う勇気が出ません。

まずは不安の正体を整理してみることをおすすめします。
「何が起きたら困るのか」「そのためにいくら必要なのか」が分かると、漠然とした不安が具体的な対策に変わります。
ライフプランを作成すると、安心材料が見つかることも多いです。

貯金・保険・投資の割合はどう考えればいいですか?

年齢や家族構成によって異なりますが、一般的には「すぐ使うお金は貯金」「大きなリスクには保険」「将来の資産形成は投資」と役割を分けて考えると整理しやすくなります。
大切なのは、自分の生活に合ったバランスを見つけることです。

お金を使うことに罪悪感があります。どう考えればよいでしょうか?

お金は将来に備えるためだけでなく、人生を豊かにするための道具でもあります。
無計画に使うのではなく、計画して使うことで満足度は高まります。
「何のためにお金を貯めているのか」を考えると、お金との向き合い方が変わるかもしれません。

セミナーでお伝えしていること

私が講師を務める「資産形成のきほん講座」では、

  • NISA
  • 家計管理
  • 資産形成

だけではなく、「不安との向き合い方」「何のためにお金を使うのか」も大切にしながらお話しています。

使うことも人生の一部

将来への備えも大切。
でも、今の人生を楽しむことも、同じくらい大切。
最近の相談を通して、改めてそう感じています。

FPによる個別オンライン相談はこちら

家計管理、貯蓄、保険の見直し、老後資金など、
お金の悩みはご家庭ごとに状況が異なります。

インターネットの情報だけでは
「自分の場合はどうなのか」が分からず、不安が解消されないことも少なくありません。

当事務所では、沖縄県那覇市を拠点に、
ファイナンシャルプランナー(FP)が一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、
家計全体を整理したうえで、今後の方向性を分かりやすくご提案しています。

オンライン相談のため、全国どこからでもご利用いただけます。
「まだ相談するほどではないかも」と感じている方も、お気軽にご相談ください。

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