手取りが減ったのって、会社の評価が下がったからですか?
ある企業でセミナーを行った際、こんな質問を受けたことがあります。
話を聞いてみると、
社会保険料の変更により手取りが減っていたことが理由でした。
実はよくある誤解です。
社会保険料が上がるタイミングでは、
- 手取りが減る
- 給与明細の控除額が増える
といった変化が起きます。
しかし、その理由が分からないままになると、
会社の評価が下がったのでは?
給与が減らされたのでは?
といった誤解につながることがあります。
制度そのものに問題があるのではなく、「知らないこと」が不信感を生んでしまうのです。
給与は生活に直結するものだからこそ、少しの変化でも不安につながります。
社会保険料が上がる理由
社会保険料は、
- 標準報酬月額の見直し
- 保険料率の変更
などによって変わります。
2026年3月分から改定スタートの
- 健康保険料→やや上がる傾向
- 介護保険料(40歳以上)→あがる傾向
さらに
- 子ども子育て支援金も新設
つまり、
会社が自由に決めているものではなく、制度として決まっているものです。
伝え方で、受け取り方は変わる
ここで重要なのが、
「どう伝えるか」です。
セミナーでは、
- なぜ社会保険料が変わるのか
- どのように計算されているのか
だけでなく、
「その保険料で何が守られているのか」
も合わせてお伝えしています。
社会保険で守られているもの
例えば、
- 病気やケガをしたときの医療費(健康保険)
- 働けなくなったときの傷病手当金
- 将来受け取る厚生年金
- 出産時の出産手当金
これらはすべて、
今支払っている社会保険料によって支えられています。
「引かれている」から「守られている」へ
最初は「こんなに引かれるのか」と感じていた社員の方も、
内容を理解すると、
「こんなに守られているんですね」
「会社も半分負担してくれているんですね」
と、受け止め方が変わることが多いです。
社会保険で守られている分、民間の保険を見直すきっかけになり
家計の支出を削減できれば、自由に使えるお金も増やすことができます。
FP事務所みらいのタネでは、ただ制度を伝えるだけでなく、
「家計管理のポイント」
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「会社員もできる節税」など
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納得感が、職場の空気を変える
実際にセミナー後には、
- 給与明細の見方が分かり、会社への感謝が増した
- 不安が減って、仕事に集中できるようになった
- 家計や将来のお金を考えるきっかけになった
という声を多くいただきます。
お金に関する誤解が解けることで、
不要な不満や不信感が減るケースも少なくありません。
経営者・人事の皆さまへ
社会保険料の変更は、避けられないものです。
しかし、
その説明の有無によって、社員の受け取り方は大きく変わります。
- 不満になるか
- 納得につながるか
その分かれ道は、「伝えているかどうか」にあります。
正しく伝えることも、福利厚生の一つ
制度を整えることも大切ですが、制度を正しく伝えることも、同じくらい重要です。
それが、社員の安心感や信頼につながります。
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- 給与明細の見方
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